ひとつの仕事に集中するのが難しくなっている時代
デスクでパソコンを開き、資料作成にとりかかってはみたものの、すぐにスマホでメールやメッセージをチェックしてしまう…
平均的なビジネスパーソンは、1時間に30回メールチェックをしていると言われています。
これでは集中力どころの話ではありません。
現代人が連続して集中できる時間は、2000年では12秒でしたが、2015年ではとうとう8秒になってしまったそうです。
さらに、どうやって調べたのか、金魚の集中は9秒続くらしいので、人間の集中力はついに金魚以下になってしまったと…
これだけ集中する事が難しい状況で、私たちは、どうすれば集中力を発揮する事ができるでしょうか。
その具体的な方法を書いてあるのが、本書の「仕事はうかつに始めるな」です。
1日のうち、高い集中力を発揮できるのは4時間が限界
4時間集中できれば逆に仕事の生産性は各段にアップします。
圧倒的に多くの人は、1時間の集中すらままなりません。
しかし、ゾーンやフローといった状態に入ると、パフォーマンスは桁違いに高くなる事が科学的にも知られており、本書ではまず、集中力をコントロールするするために「具体的に何をすればいいか」を解説しておられます。
人生100年時代、集中力マネジメントは、飽きず、疲れず、情報に振り回されず、イキイキと人生を送る土台づくりともいえます。
有意義な人生を送るために…
仕事はうかつに始めるな
石川善樹
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