この本書の最大のテーマは目標達成です。
なぜ、人は目標達成できないのか。
人はその原因を自分に何かが足りないからだと考えます。
でも、それは大きな間違いです。
最新の科学が常識をひっくり返す。
本書のアドバイスには、多くの読者にとって意外なものも含まれているはずです。
本書ではまず、職場、人間関係、自己成長など、あらゆる目標達成に当てはまる原則を紹介してくれます。
それから目標のさまざまなタイプと、それらの重要な違いに焦点を当て、最適な目標を設定するにはどうしたらよいかを説明してくれます。
最後に、なぜ目標達成に失敗するのかについて、その理由を細かく見ていくと同時に、失敗を回避し目標を達成するための、シンプルで効果的なアプローチを提示してくれます。
どうすればいいのか。
・「なぜ」を考えるとやる気が出る。
・「何」を考えると難しい行動が出来る。
・「いつするのか」でもアプローチは変わる。
・「長短比較」で目標をふるいにかける。
・「無意識の力」は「意識の力」より何百倍も大きい。
・「引き金」があれば頑張れる。
・動く為の「合図」を仕掛ける。
などなどたくさん出てきます。
目標を達成する能力は、必ず伸ばせる。
自制心は、鍛えることも、不足している時も補う事が出来る。
自分に適したアプローチを活用し、合わないものは使わないようにするのも効果的。
必要なのは、本当に効果的なものは何かという知識と、行動への意欲を持ち、実行する事。
本書には、その必要な知識が書かれてますんで、あとは行動するだけです。
やってのける
意志の力を使わずに自分を動かす
ハイディ・グラント・ハルバーソン
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